第149回講演会(関西)ハイブリッド開催
テーマ | 『品質不正の防止とTQMの活用』 |
日 時 | 2023年6月30日(金) 13:30~16:40(受付13:00~) |
会 場 | 1.リアル会場:(一財)日本科学技術連盟 大阪事務所内 研修室 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2丁目4−27 JRE堂島タワー11階 2.Zoom会議室(オンライン)(URLは申込後の自動返信メールをご確認ください) |
【開催主旨】
近年、様々な業界や製品分野で品質不正の報道を耳にすることが多くなりました。この原因や対策については、多くの議論がなされていますが、その中には、品質不正、人の行動、組織能力・組織文化、総合的品質管理(TQM)の関係が適切に理解されていないのではないかと考えられるものもあります。
日本品質管理学会が長年にわたって活動を推進してきているTQMは、まさに全社にわたる経営管理要素をほぼ網羅しており、品質不正の防止対策には極めて有効なマネジメントツールになり得ます。
本講演会では、品質不正防止とTQMの活用をテーマに、中央大学理工学部の中條教授と、トヨタ自動車九州株式会社のTQM推進室長の高倉氏にご講演いただきます。
本講演会に関しましては、多くの方にご聴講いただけるよう、会場とオンラインを併用したハイブリッド開催といたしますので、皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。
《プログラム》(予定)
時間 | 内容 |
13:30~13:35 | 開会挨拶 |
13:35~14:55 | 講演(1):『品質不正の防止とTQMによる変化に対応できる・変化を生み出せる組織能力の獲得』 質疑応答 中 條 武 志 氏(中央大学 理工学部 教授) 【講演要旨】 品質不正が大きな社会問題となっているが、その多くは人の不適切な行動に起因している。このような不適切な行動を防ぐためにどうしたらよいのか多くの組織が悩んでいる。本講演では、人の不適切な行動を防ぐためにどのようなマネジメントが必要なのか、そのようなマネジメントを組織として実践するのがなぜ難しいのか、その難しさを乗り越えるためには組織能力の向上、組織文化の改革に取り組む必要があることを示す。その上で、そのための有効な方法の一つとしてTQMを位置づけ、どのように活用していくのがよいのかを解説する。 |
14:55~15:10 | 休 憩 |
15:10~16:30 | 講演(2):『経営環境変化に適応するTQMの活用』 質疑応答 高 倉 宏 氏(トヨタ自動車九州(株)TQM推進室 室長) 【講演要旨】 トヨタ自動車九州は、トヨタ自動車の100%出資の子会社で、レクサスインターナショナルカンパニーの一員として、レクサス車両の設計、生産を担っております。 1991年創業以来「お客様第一、絶え間ない改善、全員参加」の理念を大切に、九州の地で真摯にモノづくりに努めてまいりました。自動車業界は、CASEやMaaS、またカーボンニュートラルの対応など100年に一度と言われる経営環境変化の只中にあります。 また直近ではコロナ禍、半導体不足という予測が困難な事態が発生しています。 こういった外部環境に対し、どのようにTQMを活用しているかを紹介します。 |
16:30~16:40 | 閉会挨拶 |
参 加 費 (税込) | 会 員 4,400円 準会員 2,200円 非会員 8,800円 一般学生 3,300円 ※お支払い方法は「お振込」のみとなります。 ※前日までにお振込くださいますようお願いいたします。 |
申込締切 | 2023年6月28日(水) |
投稿者プロフィール
最新の投稿
- お知らせ2024年11月22日JSQC規格 Std 62-001「根本原因分析(RCA)の指針」頒布のお知らせ
- お知らせ2024年11月18日ニューズNo,416を読む
- お知らせ2024年11月18日トピックス ISO 9001:2015の次期改訂動向
- お知らせ2024年11月18日私の提言 サステナブル社会実現のための品質管理の役割と責任