第3回特別座談会(東日本)オンライン開催
テーマ | TQM推進の勘所-先人の知恵を借りる- |
日 時 | 2022年1月28日(金)13:00~17:40 |
会 場 | Zoom会議室(オンライン) |
登壇者 | 品質管理推進功労賞受賞者 永原 賢造 氏(プロセスマネジメントテクノ/元 リコー) 北廣 和雄 氏(北廣技術士事務所/元 積水化学工業) 新家 達弥 氏(新家技術士事務所/元 日立製作所) 髙木 美作恵 氏(日本科学技術連盟/元 シャープ) コーディネータ 光藤 義郎 氏(日本科学技術連盟 嘱託 /元 文化学園大学 特任教授) |
開催趣旨
過去2回にわたって開催した特別座談会(第1回2019年2月19日、第2回2021年7月9日)が大変有意義で役に立ったと好評を得て、開催のご要望を多数受けましたので、ここに「第3回 TQM推進の勘所-先人の知恵を借りる- 」を開催いたします。
ここ数年、品質、品質管理体制に疑問符がついてしまうような重大な問題が頻発しており、TQM(総合的品質管理)は既に十分に成熟していると思われてきましたが、いつの間にか、あちらこちらに綻びができてしまっているのではないでしょうか。
そこで、日本品質管理学会の「品質管理推進功労賞」を受賞された4名の方々をお招きし、長年TQM推進に携わってこられた経験談から、過去と今を比較して、今後のTQM再考の観点で、TQM推進の勘所について忌憚のないご意見を語っていただくのが、本特別座談会の趣旨です。
講演の中では、登壇者の出身組織の紹介も出てきますが、あくまでも品質管理推進功労賞の方々の、社内および社外活動で養われた貴重な経験談を拝聴するのが狙いです。
特に今回は、不易流行、すなわち、世の中の変化に応じて「変えるべきもの」と、どう変化しようとも「変えてはいけないもの」に焦点を当てます。
座談会の司会は、日本科学技術連盟(元 文化学園大学 特任教授)の光藤義郎先生にお願いしました。
本座談会は、TQM推進に携わる、あらゆる悩める人々を対象としています。実際に所属組織でのTQM推進で戦い続けた先人たちの言葉には、すぐ明日からでも役に立つ知恵が散りばめられているはずです。座談会の後半はフランクな形態で直接先人からお話しを聞く場も設定されています。
もう一度TQMを見直す機会として、是非、積極的なご参加をお待ちしています。
<<プログラム案>>
時間 | 内容 | 登壇者(敬称略) |
13:00~13:05 | 開会挨拶 | 事業・広報委員会 委員長 熊井 秀俊 | |
13:05~13:45 | 品質保証の本質にせまる | ||
永原 賢造(プロセスマネジメントテクノ/元 リコー) | |||
【聞きどころ】 品質保証追究の中で、キーとなる設計と工程設計のプロセス改善を品質スタッフがいかにして主導していくか、実践事例を通じて紹介する。また、顧客価値創造が多様化している中で、これらに対応したエンパワメントの重要性にも触れる。 |
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13:45~14:25 | 社内標準化の意味と意義を考える | ||
北廣 和雄(北廣技術士事務所/元 積水化学工業) | |||
【聞きどころ】 ものづくり、品質管理において、社内標準化は重要かつ前提である。しかし既に取り組み、出来上がっている事がらという見方もある。難しい時代の今こそ、社内標準化が重要である。そこで、社内標準化の意味と意義をあらためて考えてみる。 |
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14:25~14:35 | 休 憩 | ||
14:35~15:15 | 私が出会ったTQM -日立のTQM的活動「落穂拾い」について- |
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新家 達弥(新家技術士事務所/元 日立製作所) | |||
日立製作所には、TQMと同じ理念を持つ、「顧客満足の向上及び製品・組織・人材の品質向上を図る活動」として、「落穂拾い」がある。このTQM的活動である「落穂拾い」の背景・基礎観念・活動概要及び品質に関する知見について紹介する。 | |||
15:15~15:55 | 品質経営の中で取り組んだ品質人材の育成 | ||
高木 美作恵(クリエイテイブ・マインド/元 シャープ) | |||
【聞きどころ】 CS・品質経営の中で、モノづくりやお客様満足度の向上に貢献する品質人材の育成について、当時の課題と関係部門を巻き込んで取り組んだしかけ、しくみづくりの一端を紹介する。 |
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15:55~16:10 | 休 憩 | ||
16:10~17:35 | 座談会:TQM推進の勘所 ・参加者の質問に対する質疑応答 ・論点1:世の中の変化に応じて変えていくべきもの ・論点2:世の中がどう変化しようと変えてはならないもの ・論点3:TQMを推進する上で最も重視すべき点、ほか |
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光藤 義郎(日本科学技術連盟)と登壇者全員 | |||
17:35~17:40 | 閉会挨拶 | 事業・広報委員会 委員 戸羽 節文 |
定 員 | 100名 |
申込締切 | 2022年1月21日(金) |
参加費 (税込) |
会 員 4,400円(1月21日締切後 4,950円) 非会員 8,800円(1月21日締切後 9,900円) 準会員 2,200円 一般学生 3,300円 |
【お知らせ】
継続的専門能力開発(CPD)の実績を証明いたします。それぞれの機関の様式に従い、記入済みの書式と本人であることが確認できる書類を前日までに郵送またはPDFファイルでお送りください。終了後、こちらからPDFファイルで返送いたします。
手数料 会 員:無料 賛助会員:5名まで会員扱い 非会員:1通につき1,000円
※ CPDの証明時間は4.5時間です。
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