第128回研究発表会

 日本品質管理学会では,会員サービスの向上の一環として研究発表会に併設して,時宜にかなったテーマを取り上げたチュートリアルセッションを設置し研究発表会の活性化をはかってまいりました.
 このたび,下記要領で第128回研究発表会を開催いたします.会員・非会員を問わず多数の方にご参加いただき,この機会を通じて,産学間の知識の交流をはかっていただきたくお願い申し上げます.

日  時 2022年5月28日(土) 10時00分~17時05分(予定)          
会  場 Zoom会議室(オンライン)

プログラム(予定)
◆5月28日(土)チュートリアルセッション

時 間 内 容 講演者(敬称略)
10:00~10:05 開会挨拶 
10:05~10:55 A:品質管理の視点からのデータサイエンス
  統計数理研究所 所長 椿   広計
【概要】
 データに基づくマネジメントと問題解決のプロセスは、日本の品質管理が世界に先駆けて産業界に根付かせました。
 データに基づく価値創生技術全体をデータサイエンスと呼べば、統計的品質管理活動はその原点といっても過言ではありません。実際、過去の統計科学の果たした役割と機能に着眼すれば、統計的・数理科学的問題解決活動の一部を自動化したのが、データサイエンス技術の中核をなすAIやロボティックスであることは明らかです。
 実際、米国の産業界向けのデータサイエンス専門職育成方法を調べるとその根幹は、日本の品質管理教育と共通点が見られます。産業界は明確な目的といわゆるデータサイエンスの役割を認識して、コトつくりに当たっていただくのが良いでしょう。
 本講演では、データや情報を先人がどのように使いどのように価値を実現したか、現在、そこで使われた技法がどのように進化し、自動化したかをたどりながら品質管理のデータサイエンス時代に果たす役割を考えてみたいと思います。
11:00~11:50 B:『イコールパートナーと評価される開発提案型企業への成長』をめざしたTQMの推進
  オティックス TQM経営戦略室 室長 原田 圭二郎
【概要】
 当社はローラアーム、ラッシュアジャスタをはじめとするエンジン機能部品を主要製品とした自動車部品メーカーです。『イコールパートナーと評価される開発提案型企業への成長』を目標に、2014年TQM強化宣言を発出し、行動指針「OTICS Way」と経営ビジョン「VISION120」を経営の基本としたTQM活動を推進してきました。デミング賞受賞後、デミング賞大賞挑戦を宣言し、『100年に一度の大変革期』を乗り越えるための基盤をより強固にすることを目的としたTQMの進化におけるしくみの強化・改善活動について紹介いたします。
13:00~17:05 研究発表会(4会場)
参 加 費
(税 込)
チュートリアルセッション・研究発表会
会 員 6,600円(締切後 7,150円)
非会員 13,200円(締切後 14,300円)
準会員 3,300円 一般学生 4,950円

研究発表会のみ
会 員 4,400円(締切後4,950円)
非会員 8,800円(締切後9,900円)
準会員 2,200円 一般学生 3,300円
※参加者には、PDF版要旨集をお送りいたします。
冊子版要旨集を希望される場合には、事務局までご連絡ください。(送料別)
申込締切2022年5月20日(金)

【お知らせ】
継続的専門能力開発(CPD)の実績を証明いたします。それぞれの機関の様式に従い、記入済みの書式と本人であることが確認できる書類を前日までに郵送またはPDFファイルでお送りください。終了後、こちらからPDFファイルで返送いたします。 
手数料 会 員:無料  賛助会員:5名まで会員扱い 非会員:1通につき1,000円

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jimukyoku01
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