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規格講習会でTQMを目いっぱい学ぼう
JSQC標準委員会 委員長 山本 渉
当学会で好評の「規格講習会」をご存知でしょうか?JSQC規格を標準委員会の講師が分かりやすく解説します。TQMに興味のある方には特におすすめで、受講もれなく規格冊子が手に入る大変お得な内容です。
ぜひこの機会に、規格の本質に触れてみてください。
JSQC規格とは?
TQM(総合的品質管理:Total Quality Management)は、顧客ニーズと技術(シーズ)を結びつけて価値を創造し、変化に対応できる組織能力を獲得するための手法をパッケージ化したものです。世界中の幅広い産業で成果をあげていますが、体系的な資料が少ないため、習得が難しいという課題がありました。
この課題を解決するため、日本品質管理学会はTQMを体系化し「活動要素」(日常管理、方針管理、小集団活動など)について、役割を図式化し、推奨事項を「JSQC規格」として制定しました。JISやISOなどの国内外の標準規格へ反映させるとともに、海外拠点での活用に向けて英訳も進めています。
現在も「標準委員会」が中心となり、規格の新規策定や改定に取り組んでいます。

規格講習会
年に3回程度開催しています。
「原案作成委員会」のメンバーが講師を務め、規格の背景から各章の要点までを、初心者の方にも分かりやすく紐解きます。
時間は午後の4時間程度で、全国からアクセス可能なオンライン開催が中心です。規格の大きな節目(発行・改定時)には東高円寺で対面開催することもあります。パネルディスカッションも行い、作成委員と直接意見交換ができる貴重な機会となっています。
▼2月実施の対面開催の募集案内

参加するメリットは?
一つの規格が誕生するまでには徹底した議論を行います。
発行・改定時にはまず「原案作成委員会」が発足し、産学の専門家が1年以上かけて議論を戦わせ、素案を作り上げます。そこからさらに、あらゆる分野の有識者が集まる「審議委員会」で内容を練り上げ、一般からのパブリックコメントも反映させていきます。こうした幾重ものプロセスとブラッシュアップを経て、ようやく皆様のお手元に届く規格が完成します。
メリット1.規格の行間を理解できる
規格の背後には、長年蓄積された産学の知見が数多く存在します。講習会では、規格の文言解説に留まらず、その背景にある「考え方」や「ねらい」といった「行間」も解説します。実務経験豊富な講師陣が、現場での事例や制定時の議論を交えて解説するため、より実践的な知識を習得いただけます。講師ごとの独自の切り口により、多面的な視点を得られるのが本講習会の特徴です。ぜひ研鑽の場としてご活用ください。

メリット2.充実の質疑応答タイム
講習会の締めくくりには、充実した質疑応答の時間を設けています。規格を読み込む中で感じた疑問を是非ご質問ください。
皆様からの本音の問いに対し、講師も自身の知識と経験のすべてを駆使して、正面からお答えします。この双方向の「対話の場」を共有することで生まれる「気づき」や「共感」こそが、本講習会の真髄であり、「場」としての学会の醍醐味です。実務における品質管理の引き出しを増やす貴重な体験となるはずです。
ご参加お待ちしています!
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