トピックス 創立50周年記念シンポジウムについて
50周年記念事業実行委員会WGリーダー 金子 雅明
ご承知の通り、昨年2020年10月より本学会は1970年の設立から50期に突入しましたので、それを記念して50周年記念事業を推進いたします。記念事業は大きく5つの柱に分かれており、
・40期からの10年間の学会活動の軌跡をまとめた記念誌「あゆみ」の発行
・記念シンポジウム、祝賀会の開催
・インパクトファクター付き論文誌への改革
・品質管理の意味や重要性を世の中に広く普及するキャラバン活動の実施
・会員サービス機能向上のためのHPや行事管理システムの刷新
です。なお、これまでの各周年事業において行っておりました寄付金事業については、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大による社会への影響の甚大さを鑑みて、積極的な推進は控えました。その一方で、大変ありがたいことに、少なくない個人会員の方々から本学会への支援として寄付したいというお申し出がありましたので、個人会員向け寄付金窓口を設け、本年1月お手元に送付しました品質誌のVol.51,No.1にその案内を同封しました。
さて、去る2月12日付で50周年記念事業の一環として学会HPが大幅にリニューアルされ、そのHPで、創立50周年記念シンポジウム・祝賀会の概要が公開されました。本記念シンポジウムは学会員をはじめ、本学会の関係者・団体、諸先輩方への深い感謝の意を表すとともに、本学会の今後の発展と目指すべき方向性を共有する場として開催することとしました。
新型コロナを始めとした企業を取り巻く環境が劇的に変化する中で、いかに生き残りをかけた経営を行い、明るい将来に向けて飛躍することができるのか、そのために当学会が追求する品質管理、品質経営学が企業や社会に対していかに貢献すべきかについて、この50周年を契機として学会員の皆様としっかりと考えていきたいと思います。その意味で、本シンポジウムテーマとして『激動する時代に飛躍する未来志向の品質経営』を掲げました。開催日時は2021年5月28日(金曜)の13:00~17:35で、シンポジウム後に祝賀会も18:00~20:00で予定しております。
シンポジウムプログラムでは、まず二橋岩雄会長から開催の挨拶と趣旨説明があり、永田靖副会長から40期からの10年間の主たる学会活動の紹介があったのち、本学会が今後果たすべき役割について二橋岩雄会長が再度登壇し、お話しいただきます。その後は、本シンポジウムテーマに沿って3名の講演者をお招きし、下記のテーマで講演いただく予定です。
・これからの時代の“品質”~DX時代のエクセレントサービス:前田建設工業株式会社 常任顧問 小原 好一 氏
・価値デザイン社会の実現に向けて(仮):内閣府知的財産戦略推進事務局 参事官 小林 英司 氏
・変化の時代における品質経営へのアプローチ(仮):東京理科大学名誉教授 狩野 紀昭 氏
講演後は上記の講演者をパネリストとして「これからの品質経営と本学会が果たすべき役割とは?」をテーマにパネル討論会を行います。最後に、若林宏之副会長から閉会の辞を述べさせていただきます。
会場は早稲田大学大隈記念講堂小講堂です。最寄り駅は東京メトロ東西線早稲田駅で、徒歩5分の距離です。JR山手線・高田馬場駅からも都バスやタクシーなどでご来場いただけます。また、都合により会場に来たくても来れない方や、同一組織内で多数の方に聴いてほしいと考えられている方向けに、対面のみならずオンライン配信も行う予定です。さらに、当日の記念シンポジウム参加者は祝賀会に無料でご招待いたしますので、併せてご参加いただければ幸いです。
参加申し込みは、以下の専用サイトからお願いいたします。
https://jsqc.org/form/210528.php
なお、本シンポジウム及び祝賀会については新型コロナ感染対策を実施の上、国や政府の方針、ガイドラインに沿って運営いたします。たくさんの方々のご参加を心よりお待ちしております。
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