山田 秀 氏・本学会会長 日経品質管理文献賞を受賞
本学会第54年度度会長である山田秀氏(慶應義塾大学教授)の著書「実験計画法 -過飽和計画の構成とデータ解析-」と「実験計画法の活かし方-技術開発事例とその秘訣-」が本年度の日経品質管理文献賞を受賞されました。「実験計画法 -過飽和計画の構成とデータ解析-」は、過飽和計画を中心に執筆された、学術的水準の高い本格的な実験計画法の専門書であり、国際的にも類書がほとんどありません。「実験計画法の活かし方-技術開発事例とその秘訣-」は、既存の教科書とは異なり、具体的な事例による問題設定を行った後に、その問題を解くための実験を計画し、得られた実験データを分析して課題を達成するといった、品質管理現場における実験計画法の応用を意識した流れで執筆されています。これらは、統計的実験計画法の発展に向けて尽力された山田氏の功績が認められての受賞であり、心よりお祝い申し上げます。
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