JSQC規格「TQMの指針」講習会 -組織能力の向上-
日 時 | 2022年8月25日(木) 13:30~17:30 |
会 場 | Zoom会議室(オンライン) |
概 要:
TQMの指針がJSQC規格(日本品質管理学会規格)として2022年5月23日に制定・発行されました。これまで、当学会では方針管理、日常管理、小集団改善活動などのTQMの活動要素についての規格を整備してまいりましたが、その基となるTQM自体についての規格がありませんでした。それは、TQMとは、多くの組織の努力により常にその新しい形が提示され続けてきたものであり、画一的な型があるわけではなく、業種・業態さらには各組織のその時々の状況により柔軟に応用され、時代の変化とともに進化していくべきものであり、TQMを規格化しようという試み自体が間違っているという見解もあるため、その制定には躊躇せざるを得なかったためです。
一方で、TQMを導入していない組織や導入したものの未だ成熟度の低い組織にとっては、その多様性がTQMをわかりにくいものにしてしまい、導入に躊躇してしまったり、推進途中で方向性を失って迷走したりしてしまう例も散見されています。また、独自性を強調するあまり、基本と大きくかけ離れた自己流のTQMに陥り、成果をあげられないばかりか弊害を生んでしまっている例もあります。
そこで、本規格は、TQMを導入しようとする組織、導入し始めた組織、再構築したい組織などが、それぞれの実情に適したTQMの土台作りに役立つように、TQMの基本を指針としてまとめました。
学会の一つの役割は新たな方法論の研究・開発ですが、当該分野に関心を持つ方々がその本質について深く学ぶ機会を提供することももう一つの役割です。この講習会では、TQMについて、JSQC規格「TQMの指針」(JSQC-Std 11-001:2022)をテキストに用いて学びます。
《プログラム》(予定)
時 間 | 内 容 | 講演者(敬称略) |
13:30~13:35 | 開会挨拶 | 日本品質管理学会 会長 永田 靖 |
13:35~13:45 | JSQC規格「TQMの指針」制定のねらい 序分 引用規格 用語の定義 |
|
原案作成委員会 委員長 技術士 安藤 之裕 | ||
13:45~14:45 (各30分) |
第4章 TQMの基本 | |
テクノファ 平林 良人 | ||
第5章 業種・規模・事業環境に応じた明確な顧客指向・社会指向の経営目標・戦略の策定 | ||
日本科学技術連盟 光藤 義郎 | ||
14:45~14:55 | 休 憩 | |
14:55~16:25 (各30分) |
第6章 経営目標・戦略の達成に必要な組織能力の明確化と獲得のための TQM推進計画の展開研修プログラムの運営 |
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中央大学 中條 武志 | ||
第7章 実践結果に基づく診断と見直し | ||
村川技術士事務所 村川 賢司 | ||
第8章 持続的成功に向けたTQMの実践 | ||
技術士 安藤 之裕 | ||
16:25~16:35 | 休憩・全体討論準備 | |
16:35~17:25 | 全体討論(質疑応答) | |
講演者全員 コーディネーター 日科技連出版社 戸羽 節文 |
||
17:25~17:30 | 閉会挨拶 | 事業・広報委員会 委員長 熊井 秀俊 |
申込締切 | 2022年8月18日(木) |
参 加 費 (税 込) |
(テキスト代含む) 会 員 4,400円(締切後4,950円) 非会員 7,700円(締切後8,250円) 準 会 員 2,750円,一般学生 3,850円 ※テキストを郵送いたしますので、参加費は開催日1週間前(8/18)までにお振込みください。 |
テキスト | 日本品質管理学会規格「TQMの指針」JSQC-Std 11-001:2022 |
そ の 他 | Zoom会議室のURLは入金確認後、前日にご連絡をいたします。 |
【お知らせ】
継続的専門能力開発(CPD)の実績を証明いたします。それぞれの機関の様式に従い、記入済みの書式と本人であることが確認できる書類を前日までに郵送またはPDFファイルでお送りください。終了後、証明済みのファイルを返送いたします。
手数料 会 員:無料 賛助会員:5名まで会員扱い 非会員:1通につき1,000円
※ CPDの証明時間は4時間です。
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