第431回事業所見学会ルポ
パナソニックセンター大阪

　2022年1月19日（水）にパナソニックセンター大阪で「パナソニックセンター大阪リビングフロア―における業務改善活動の取組み」をテーマに開催され、10名が参加した。パナソニックセンター大阪は2013年にお客様とともに新たなくらし価値を創る「共創」をコンセプトにグランフロント大阪開業と同時にオープンしたショウルームである。
　地下1階は住宅設備を中心に展示、1階、2階は家電などが体験できるエリアが設置されている。「Re-Life Story（リライフストーリー）～もっと、くらしを、豊かに。」をテーマにしたショウルームで、住まい方や趣味、健康・美容、子育てなど、お客様とのコミュニケーションを通じて、一人ひとりが理想とするくらしを見つけ、かなえるための特別な場所と位置付けられている。
　今回の事業所見学会は、新型コロナウイルス感染症対策を実施しながらの開催であったが、パナソニックの会社説明、QCサークル活動の指針や推進体制、そして、パナソニックセンター大阪リビングフロア―の業務改善活動紹介、ショウルーム見学など、興味深い内容であった。
　パナソニックセンター大阪のQCサークルの取組みは、過去にグループ全世界4,000を超えるサークルの中から、QCサークル世界大会間接部門でグランプリを受賞するほどの優れた取り組みを行っており、今回は、業務改善活動（大阪モデル－新しいスタイルで満足度アップ宣言）が紹介され、来場者数、接客数No.1のパナソニックセンター大阪リビングフロアで、コロナ禍の変化に合わせたWeb相談や新運用のシステムづくりなど、現場の創意工夫をこらした改善活動を知ることができた。その後のショウルーム見学では、実際に紹介された内容を体験することができた。
　参加者からは、「お客様との接し方について知ることができた」「地下1階ショウルームの見学は有意義だった」、「現場運営時の生の声が聞けた」など多数の好評価が得られ、大変有意義な見学会であった。
　最後に、業務ご多忙の折にもかかわらず、ショウルームの皆さまには丁寧なご説明と、充実したショウルームを見学させていただきましたこと、厚くお礼申し上げます。

土井　正博（(株)堀場製作所）