第155回講演会(関西)ハイブリッド開催
テーマ | 『品質保証と人材育成への取り組み』 |
日 時 | 2025年7月1日(火) 13:30~16:45(受付13:00~) |
会 場 | 1.日本科学技術連盟 大阪事務所 研修室(定員:30名) 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2丁目4−27 JRE堂島タワー11階 2.オンライン:Zoom会議室(※接続URLは申込後の自動返信メールにてご確認ください) |
【開催主旨】
このたび、品質保証部門が抱える課題の一つとして多くの企業で挙げられる「調達部材の品質保証」に焦点を当て、本年度の講演会テーマを「品質保証と人材育成への取り組み」といたしました。
具体的には、購入品の品質保証を確立するためには、調達先の品質プロセスを適切に管理し、潜在的な問題を顕在化させ、調達先を的確に指導・育成できる人材を社内で育成することが重要であると考えます。
本講演会は、さまざまな業界・企業で購入部材の品質保証に携わる皆さまにとって、有益な情報を得られる場となることを目指しております。また、調達先を指導・育成できる品質人材の育成の重要性について、理解を深めていただく絶好の機会となります。より多くの方にご聴講いただけるよう、会場とオンラインを併用したハイブリッド開催といたしますので、皆様お誘い合わせのうえ、多数のご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。
《プログラム》(予定)
時間 | 内容 |
13:30~13:40 | 開会挨拶 |
13:40~15:00 | 講演(1):『調達品品質確保のための人材づくりと仕掛けづくり』 質疑応答 鱠 谷 佳 和 氏(元 株式会社村田製作所) 【講演要旨】 調達品の品質確保は、調達戦略や購買政策と連携した取り組みが重要である。その中で、具体的な品質確保のためのリスクアセスメント、量産におけるモニタリングや個別問題解決、取引先支援等を実践してゆく必要がある。 このような思いを持ち、自ら実践し、取引先にも指導・支援することができる人材を、どのように育成してゆくか。またそのような人材が、より効果的に調達品の品質確保・改善を実現してゆくために、具体的にどのような仕掛けをしてゆくのが良いかについて、講師の体験談を含めてお話する。 |
15:00~15:15 | 休 憩 |
15:15~16:35 | 講演(2):『“廉価・汎用・横展開” 内製DX技術を使ったお取引様との協創活動 ~成果の秘訣は“一緒に考える”、“自己成長”、“現場からの感謝”~ 』 質疑応答 茨 木 康 充 氏 (ヤマハ発動機株式会社 執行役員 生産技術本部 本部長) 内 田 晴 久 氏 (ヤマハ発動機株式会社 調達本部 調達統括部 調達推進部 企画推進グループ グループリーダー) 【講演要旨】 品質と納期の安定化には4M管理が重要です。しかし、人員不足や入替え、設備の老朽化、工程変更などの変化点管理が増加し、十分に管理できず担当者は毎日心理的な不安を抱えています。デジタル手段は有効ですが高額な投資が必要となり、中小企業では効果が試算できず、それを開発・進捗する人材不足も課題です。 そこで、我々は内製したデジタル技術をお取引先に共有しヤマハ発動機で開催する技術講座やインターンシップ留学、その後の現場改善活動を通じてお取引先人材育成と現場課題解決を進めています。 この協創活動の内容を調達部門の担当者と共に報告させていただきます。 |
16:35~16:45 | 閉会挨拶 |
注:講演テーマは変更する場合があります。ご了承ください。
参 加 費 (税込) | 会 員 4,400円 準会員 2,200円 非会員 6,600円 一般学生 3,300円 ※お支払い方法は「お振込」のみとなります。 ※前日までにお振込くださいますようお願いいたします。 |
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