JSQC規格「日常管理の指針」講習会
-日常管理の本質を学ぶ-

| 日 時 | 2026年2月27日(金) 13:00~17:30 |
| 会 場 | 日本科学技術連盟・東高円寺ビル 地下1階講堂 東京都杉並区高円寺南1-2-1 https://www.juse.or.jp/aboutus/access/pdf/access_map_koenji.pdf |
概 要:
JSQC-Std 32-001:2013 日常管理の指針が2025年5月27日に改定・発行されました。品質管理の世界では「品質を工程で作り込め」ということがよく言われます。しかし,多くの人が働く組織においては、プロセスを定めたつもりでも、重要な部分が曖昧になっていたり、プロセスを定めてもそれに従って仕事が行われなかったりする場合が少なくありません。こうした問題に対応するために考えられた方法が「日常管理」です。本規格は、日常管理の基本的な考え方、日常管理の進め方に関する指針、日常管理を組織的に推進する場合の指針をまとめたもので、あらゆる組織に適用できます。
2013年に制定されて以降、様々な業種・規模の方々にご活用いただいてきましたが、10年以上が経過する中で、組織を取り巻く事業環境の変化に対応し、サービス業などより広い分野で活用されるようになってきています。また、DXの進展に伴って実施面においては新たな工夫がなされるようになってきました。さらに、ISO 9001などの関連するマネジメントシステム規格が改正されるとともに、新たなJIS規格、JSQC規格が制定されています。このような状況を踏まえ、日常管理に関する新たな知見を取り込むとともに、他の規格と一貫性のある内容にするために行われたのが今回の改定です。
学会の一つの役割は新たな方法論の研究・開発ですが、当該分野に関心を持つ方々が その本質について深く学ぶ機会を提供することももう一つの役割です。この講習会では、品質管理を実践するうえで根幹をなす日常管理の本質について、JSQC規格「日常管理の指針」(JSQC-Std 32-001:2025)をテキストに用いて学びます。
《プログラム》
| 時 間 | 内容 |
| 13:00~13:05 | 開会挨拶 | |
| 13:05~13:15 | 1.JSQC規格「日常管理の指針」制定のねらい | |
| 標準委員長/慶應義塾大学 山本 渉 | ||
| 13:15~14:45 (各30分) |
(5つのパートに分けて規格の内容を解説) | |
2.日常管理の基本 |
||
| 技術士 安藤 之裕 | ||
| 3.日常管理の進め方(標準化) | ||
| プロセスマネジメントテクノ 永原 賢造 | ||
| 4.日常管理の進め方(異常の検出と処置) | ||
| 中央大学 中條 武志 | ||
| 14:45~14:55 | 休 憩 | |
| 14:55~15:55 (各30分) |
5.上位管理者の役割、部門別の日常管理 | |
| 福丸マネジメントテクノ 福丸 典芳 | ||
| 6.日常管理の推進 | ||
| インフロニア・ホールディングス 新倉 健一 | ||
| 15:55~16:05 | 休 憩 | |
| 16:05~17:25 | 7.全体討論(質疑応答) | |
| 登壇者:講演者全員 | ||
| 慶應義塾大学 山田 秀 | ||
| 進行とまとめ:中央大学 中條 武志 | ||
| 17:25~17:30 | 閉会挨拶 | |
| 申込締切 | 2026年2月20日(金) |
| 参 加 費 | (テキスト代含む) 会 員 4,400円(締切後 4,950円) 非会員 7,700円(締切後 8,250円) 準 会 員 2,750円,一般学生 3,850円 ※テキストを郵送いたしますので、参加費は開催日1週間前(2/20)までにお振込みください。 |
| テキスト | 日本品質管理学会規格「日常管理の指針」JSQC-Std 32-001:2025 |
【お知らせ】
継続的専門能力開発(CPD)の実績を証明いたします。それぞれの機関の様式に従い、記入済みの書式と本人であることが確認できる書類を前日までにPDFファイルでお送りください。終了後、証明済みのPDFファイルを返送いたします。
手数料 会 員:無料 賛助会員:5名まで会員扱い 非会員:1通につき1,000円
※ CPDの証明時間は4.5時間です。
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