日本品質管理学会規格「テクニカルレポート 品質不正防止」原案作成委員会
日経品質管理文献賞を受賞
日本品質管理学会規格「テクニカルレポート品質不正防止」を作成した原案作成委員会(委員長平林良人氏)が本年度の日経品質管理文献賞を受賞されました。本文献では、近年社会的に問題となっている品質不正について、製造業の18事例を取り上げ、第三者委員会調査報告書に書かれている内容を整理しています。品質不正が意図的な不遵守をきっかけとして、その内容が悪質化・拡大していく様を記載しています。6事例については品質不正の起きた詳細な分析を行い、(1)組織で何が起きているのか、(2)なぜ品質不正にまで拡大するのか、(3)品質不正を防止するにはどうしたらよいか、(4)社会はどうしたらよいかを解説しています。(3)においてはTQMの原則をベースに日常管理、リスク・クライシスマネジメント、組織文化等の構築、維持の重要性を訴えています。本学会の規格の原案作成委員会が受賞されたことに心よりお祝いを申し上げます。
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