第169回シンポジウム
日時 :2021年3月3日(水) 13:00~17:00
テーマ:変化の時代に対応した、持続的成功を達成する
組織能力を高める品質マネジメントの実践
-ISO 9001:2015からISO 9004:2018へ、そしてTQMへ-
会場 :Zoom会議室(オンライン)
新型コロナウィルスによる肺炎感染の影響を鑑み、開催を延期しておりましたが、
この度Zoom会議室を利用して開催することにいたしました。参加費、開催方法も変更しております。
【開催趣旨】
顧客・社会のニーズの変化に対応した新たな顧客価値の創造に取り組むとともに、品質不祥事をいかに防ぐかが重要な経営課題となっています。自組織の置かれた経営環境を踏まえて、明確な顧客指向の経営目標・戦略を定め、その達成に向けて改善・革新と維持向上を全員で実践していく、本来の品質マネジメントの実践が今こそ必要とされています。-
ISO 9001:2015は、顧客・社会のニーズを満たすことと直接関係の深いプロセスやシステムに対する最小限の要求事項を定めています。これに対して、ISO 9004:2018は、持続的成功を達成する能力を高めるためのマネジメントのあるべき姿の全体像を示し、マネジメントをより有効なものにするための推奨事項を与えています。そしてそれを具体的に実現するための有効な方法論がTQMです。
本シンポジウムでは、変化の時代に対応した、持続的成功を達成する能力を高めるための品質マネジメントを実現するために、
(1)認証取得ではなく、経営成果を上げるためのISO 9001:2015の読み方・使い方
(2)組織の品質:ISO 9004:2018のマネジメントモデルとその活用
(3)持続的成功を達成する組織能力を高めるためのツールとしてのTQMとその活用
について講演していただき、講演者に有識者を加えたパネルディスカッションを通して、さらに理解を深めていただければと思います。
本シンポジウムを自組織の品質マネジメントを今一度見つめ直す契機にしていただくとともに、変化の時代に対応した、持続的成功を達成する組織能力を高めるための品質マネジメントの実践に役立てていただければと思います。
プログラム
時間 | 内容 | 講演者(敬称略) |
---|---|---|
13:00~13:05 | 開会挨拶 | 事業・広報委員会 委員長 斉藤 忠 |
13:05~13:50 | 基調講演 「持続的成功を達成する能力を高めるための品質マネジメントの実践-ISO9001とISO9004とTQM-」 | 中央大学 中條 武志 |
13:50~14:35 | 「ISO9001:2015の活用 -経営成果を上げるISO9001の読み方・使い方-」 | テクノファ 青木 恒享 |
14:35~14:45 | 休憩 | |
14:45~15:30 | 「ISO9001:2015からISO9004:2018へ -組織の品質:ISO9004のマネジメントモデルとその活用-」 | 安藤技術事務所 安藤 之裕 |
15:30~16:15 | 「ISO9004:2018からTQMへ-持続的成功を達成する組織能力を高めるためのツールとしてのTQMとその活用-」 | 日本科学技術連盟/ 元文化学園大学 光藤 義郎 |
16:15~16:55 | 総合質疑 | 講演者全員 |
16:55~17:00 | 閉会挨拶 | 事業・広報委員会 委員 戸羽 節文 |
申込締切 | 2021年2月24日(水)※申込み受付は終了しました |
参加費 (税込) | 会 員 4,400円(2月24日締切後 4,950円) 非会員 8,800円(2月24日締切後9,900円) 準会員 2,200円 一般学生 3,300円 |
【お知らせ】
継続的専門能力開発(CPD)の実績を証明いたします。それぞれの機関の様式に従い、記入済みの書式と本人であることが確認できる書類を前日までに郵送またはPDFファイルでお送りください。終了後、こちらからPDFファイルで返送いたします。
手数料 会 員:無料 賛助会員:5名まで会員扱い 非会員:1通につき1,000円
※ CPDの証明時間は4時間です。
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