社会や産業構造が大きく変わろうとしている現在,品質・質に対する関心と期待は益々高くなってきています.JSQCは品質管理の先達としてこの期待に応えると同時に,参加する会員自身や企業・組織にとってその活動が有益なものとして生かせる,会員のための学会を目指します.大きく変化する社会や企業環境に対応するため,新しい技術・手法の研究・開発の推進に寄与すると共に,得られた成果を産業界・社会に普及させる橋渡しの役割を果たします.

Qの確保

統計学の品質管理への応用,設計・開発の品質保証に関する産学連携プロジェクト,信頼性・安全性作りこみ技術とその理論構築,安全・安心を達成するための社会インフラ構築,ソフトウェアの品質確保 など

Qの展開

品質マネジメントシステムの有効活用、医療TQM七つ道具の試験的導入と効果検証,日本原子力学会等と連携した安全管理技術の確立,ISO39001道路安全マネジメントシステム規格の開発・普及への協力 など

Qの創造

顧客価値創造の方法論の定式化と確立,サービス企業実態調査の分析,創造的商品設計開発手法の開発 など

共通領域

JSQC規格の開発・発行,JSQC選書の発行,産学連携の促進,国内外の品質管理関連学協会との連携 など