■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2023年11月11日)
横丁 千佳 氏(名古屋工業大学)

[選考理由]
 横丁千佳氏は、中部支部の産学連携研究会および若手研究会(東海地区)に参加し、積極的に運営に協力している。
 また、第129回研究発表会(中部)で1件、第131回研究発表会にて1件の発表およびANQにおける1度の発表がある。
 以上のように品質管理学会の活動に多大な貢献をしており、Activity Acknowledgment賞を授与する。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2022年11月12日)
川上 裕大 氏(横浜国立大学)

[選考理由]
 川上裕大氏は、テクノメトリックス研究会に所属しており、活発な研究活動をしている。2021年3月より計3回参加し、2回発表した。統計的因果推論に関する内容で、同研究会参加者の活発な議論を促した。
 また、品質管理学会における活動としては、品質誌への共著論文の掲載(Vol.51, No.3)、年次大会における発表、およびANQにおける2度の発表がある。
 以上のように品質管理学会の活動に多大な貢献をしており、Activity Acknowledgment賞を授与する。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2021年11月13日)
小茂田 岳広 氏 トヨタ自動車(株)
原   辰徳 氏 東京大学

[選考理由]
 小茂田岳広氏は、東京工業大学在籍時より、日本品質管理学会テクノメトリックス研究会に参加し、品質管理分野における諸問題の解決に取り組んできました。また、トヨタ自動車に入社後も勤務の傍ら同研究会に参加して、活動を継続しています。この間、品質誌に2編の論文を投稿し、第48年度研究奨励賞を受賞するなど、極めて高い研究実績が認められます。
 また、テクノメトリックス研究会における小茂田氏の報告は、いずれも現場での問題意識を保ちながら学術的価値の高い内容となっており、同研究会において活発な議論を促すものとなっており、学会活動に多大な貢献をしています。

 原辰徳氏は、東京大学総括プロジェクト機構において、「QualityとHealthを基盤におくサービスエクセレンス社会システム工学」の研究に従事しています。また、日本品質管理学会においては、サービスエクセレンス部会の中心的なメンバーとして、サービスの品質管理において多数の実績を残しています。
 特に、ISO/TS 24082(サービスエクセレンス-卓越した顧客体験を実現するためのエクセレントサービスの設計)のプロジェクトリーダーとして、日本発の国際標準化を主導するなど、原氏の卓越した見識と実績は極めて高く評価できます。また、こうした取組みから得られた知見を、知識共有会や品質誌などを通して、JSQC会員に幅広く情報提供を行い、学会活動に多大な貢献をしています。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2018年11月17日)
大久保 豪人 氏 早稲田大学

[選考理由]
 大久保氏は、日本品質管理学会テクノメトリックス研究会の主要メンバーとして研究活動を行い、国内外の研究集会や企画セッションにも積極的に参加して研究成果の発信を行うなど、品質管理への統計的方法論の開発、普及、啓発に努めています。
 特に、品質工学(タグチメソッド)における統計的異常検出法に関する顕著な研究業績は、日本品質管理学会ならびに応用統計学会の学会各賞や、Asian Network for Quality(ANQ)などの国際会議でBest Paper Award を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。
 これらの活動を通して、日本品質管理学会に多大な貢献をされています。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2016年11月26日)
山下 雅代 氏 電気通信大学

[選考理由]
 山下氏は、初等中等教育向けのQC的問題解決法を、QCストーリーを基に提案し、日本教材学会の論文として採択され学会賞を受賞するなど研究面での成果もあげています。と同時に、品質管理教育の普及、啓発をめざし、JSQC TQE特別委員会創設以来、今日までの議事録並びに会議資料の取りまとめ、フォーラム並びにセミナーの運営、JSQC TQEウェブサイトの更新、2017年開催のフォーラム準備など、JSQCの学会活動に多大な貢献をしています。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2014年11月29日)
石田 敬人 氏 アイ・アール・ティー(株)
下野 僚子 氏 東京大学

[選考理由]
 石田氏は、1997年、大学院修士課程の学生として日本品質管理学会中部支部の若手研究会に参加し、「学の立場」から研究成果を学会の研究発表会などで報告している。大学院修了後も引き続いて同研究会に参加し、生産技術や品質保証に関わるテーマについて積極的な報告を行い、「産の立場」からその研究成果を学会の研究発表会などで報告している。学から産へ立場を移しながら、継続して研究活動を進め、積極的に報告するなど、学会活動に貢献した。
 下野氏は、2007年度から「医療の質安全部会」に参画し、主要メンバーとして同部会主催によるシンポジウムの企画・運営などに尽力した。2008年度から、同部会主催の「医療のための質マネジメント基礎講座」に講師として協力するとともに、カリキュラムの開発、見直しに積極的に関与してきた。また、論文誌編集委員会の委員を務め、研究発表会やANQで座長を務めるなど、学会活動に貢献した。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2013年11月16日)
松浦  峻 氏 慶應義塾大学
横山 真弘 氏 電気通信大学

[選考理由]
 松浦氏は、39年度より論文誌編集委員会委員を務め、ほぼすべての委員会に出席し、論文の処置案など適切な意見を述べるとともに、積極的に議事録を執筆した。論文誌編集委員会関係の標準化にも関与し、「投稿テンプレートTeX暫定版」も作成するなど、論文誌編集委員会の活動に極めて多大な貢献をした。
 また、学会の研究発表会やANQ大会に参加し研究発表を行うとともに座長も引き受けるなど、精力的に活動し、学会活動に積極的に貢献した。

 横山氏は、39年度より信頼性・安全性計画研究会の書記を担当し、詳細な議事録を作成するとともに機材準備等の作業も積極的に行い、学会の研究会活動の活発化および円滑な運営に多大な貢献をした。学会の研究発表会やANQ大会に参加し研究発表を行い、信頼性データ解析の分野での研究を進め、学会活動に貢献した。

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2012年10月27日)
佐野 雅隆 氏 早稲田大学 現・東京理科大学
安井 清一 氏 東京理科大学

■ Activity Acknowledgment賞受賞者(2011年10月29日)
石井  成 氏 名古屋工業大学
茨木 陽介 氏 ITコーディネータ
梶原 千里 氏 早稲田大学
加藤 省吾 氏 東京大学
金子 雅明 氏 青山学院大学
川村 大伸 氏 東京理科大学
下中 大輔 氏 日産自動車(株)
渡邉 克彦 氏 トヨタ自動車(株)