回答者のプロフィール
回答総数は251名でした。40歳代、50歳代で65%を占め、いわゆる若手の比率が1割に満たないのが大変気になります。
研究者やエキスパートに関する情報については「情報、動向、専門分野」に期待する回答が半数を超えました。今後、個人会員の力量評価などと合わせて充実していく必要があります。
学習や教育に関する情報については、すぐに利用可能な情報に関するニーズが高いことがわかりました。すでに品質管理の専門能力習得に活用できる書籍・セミナーなどの整理をホームページ上で公開していますが、品質保証ガイドブックや品質管理検定、JSQC規格などと有機的に結びつけていく必要があります。
困った時には、誰かに相談するよりも、まず自分で調べてみるという人が多いようです。こういう時にはどうすれば良い、という「逆引き」ができる解説が望まれています。
他社の動向については、事例、研究、見学いずれも高いニーズがあります。学会という場を使って、産産交流をより活発にしていくことが望まれています。
品質や品質管理を考え直したい時の読み物として、半数以上の方がプロセス改善やマネジメントシステムと品質の関わりを期待しています。気づきに繋がる読み物に関しても高いニーズがあることがわかりました。
品質管理関連団体の情報としては、やはり本学会の各種情報が望まれています。電子図書館からの論文ダウンロードなど、学会会員向けのサービスは多数ありますが、まだまだ知らない会員も多いようです。
最後の自由記述では、おおよそ4人に一人の回答者がかなり長文のご意見をお寄せいただきました。ここで一つ一つをご紹介できませんが、理事会にて共有し、今後の活動に役立てていきたいと思います。
すでに学会Webページで提供されている情報もわかりにくい、探しにくいというご指摘をいただきました。順次リニューアルを進めるとともに、関連委員会などとも調整し、会員にとって有用な情報提供を図るべく充実していきます。回答をお寄せいただいた皆さん、お忙しいところご協力いただきありがとうございました。