一般社団法人日本品質管理学会
第49年度 |
自 2019年 10月 1日
至 2020年 9月30日 |
事業計画 |
第48年度は,中長期計画”QSHIN2020”の達成に向けて4つの重点課題を定め,活動してまいりました.おおむね第48年度としての目標は達成できたと考えておりますが,中長期計画の達成に向けては,事業報告に示した「今後の課題」を着実に解決していく必要があります.
また,会員の減少など,財務的に厳しい状況は続いており,さらなる改革が必要です.さらに,博士課程進学者・若手研究者の減少,英語論文による業績評価等,今後の学会活動を大きく左右する課題にも取り組む必要があります.
以上の点を考慮して,第48年度の残された課題を中心に,下記の4つの課題を第49年度の最重点活動と設定いたします.これらの課題を解決し,50周年のお祝いを迎えられるよう着実に準備を進めてまいります.JSQC会員の皆様方におかれましては,JSQCのさらなるチャレンジに向けて,格段のご支援,ご協力を衷心よりお願い申し上げる次第です.
【第49年度最重点活動】
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1 |
JSQCの強みの育成 |
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基盤戦略としての品質経営 |
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品質不祥事対応WGの提言を実行する. |
・ |
革新戦略としての品質経営 |
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新部会(生産革新部会,サービスエクセレンス部会)のさらなる活性化を図る.また,既存部会(医療の質・安全,管理技術,ソフトウェア)の改革も進め,普遍的なツール,方法論の開発・普及を行う. |
・ |
標準化推進 |
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JSQC規格の普及,新規格開発を進める.また,サービスの標準化推進をサービスQ研究会を中心に進める. |
2 |
クオリティに関する横串機能 |
・ |
JAQ設立に向けた準備 |
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JAQ連携協議会を継続的に開催し,連携ネットワークの拡大を図る.また,品質月間でのJAQイベントを企画する.また,JAQホームページを立ち上げる.
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3 |
JSQCのガバナンス強化 |
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公益法人化 |
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公益法人化に向けての課題を引き続き検討する.寄付金スキームを確立する.
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・ |
組織体制の整備 |
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大幅な組織改革の評価を行い,必要な見直しを行う.事務局体制の整備とともに,必要なシステムを導入し,業務の効率化を図る.
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・ |
事業の推進 |
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会員のニーズを先取りした事業企画を推進する.特に第49年度は,東日本・西日本支部の活性化を図る.
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・ |
本会ジャーナルの見直し |
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学会誌/論文誌の在り方検討WGでの検討を進め,具体的な改革案を創案する.また,ロードマップに従って,必要な方策を順次進めていく.
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・ |
本会ホームページの見直し |
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本会ホームページの問題点を分析し,改善を図る.
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・ |
ANQ |
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2024年の日本開催に向けて,準備を開始する.IKA Awardの候補者を推薦する.
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4 |
50周年に向けて |
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50周年記念事業 |
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WGを立ち上げて,記念事業を推進する.
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・ |
学会名称変更の検討 |
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アンケート結果の分析を進めるとともに,変更するかどうかを含め,アンケート結果を参考に理事会で議論する.
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・ |
電子ジャーナル化 |
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品質誌,要旨集等の電子ジャーナル化の具体案をまとめる.
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昨年度に引き続き,2か月に1回の頻度でJAQ連携協議会を定期的に開催し,JAQの理念,行うべき活動,連携ネットワークの範囲等について,さらに具体化を進めてまいります.また,昨年度の期中に立ち上げた「学会誌/論文誌あり方検討WG」では策定したロードマップに沿った実施を,「品質不祥事対応WG」では具体的な展開活動の具体化を行います.
さらに,50周年事業の推進体制を整備し,企画や準備のための活動を本格的にスタートさせます.
庶務委員会では,本会の運営に関する庶務的事項を全て担当します.主な計画は次の通りです.
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(1) |
庶務全般 |
学会運営が円滑に進むよう,諸般の活動を進めていきます. |
(2) |
選挙管理 |
本年度も第45年度から導入したウェブによる選挙を継続して実施いたします. |
(3) |
会員サービス |
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会員資格審査,入退会審査について,各種規定に基づき実施します. |
・ |
学会員になることのメリットを広く発信し,これまで以上に会員数増加にむけて活動を促進していきます. |
・ |
第47年度から導入された会員区分である正会員(シニア),正会員(永世シニア)に関する普及に努めます. |
・ |
第47年度に定めたJSQCフェローの認定基準に基づき,認定者数の更なる拡大に向けて庶務委員会が中心となって候補者のリストアップを進めます. |
(4) |
品質管理推進功労賞選考 |
日本品質管理学会品質管理推進功労賞の選考に関する運営を,各種規定に基づき実施します. |
(5) |
会計 |
会計に関連する業務を,各種規定に基づき実施します. |
(6) |
規程の制定,改定 |
第48年度に引き続き,学会活動の発展に貢献すべく各委員会等と協力し,学会活動を効果的に効率良く進められるよう,活動の実態に即した適切な規程,内規等を迅速に作成,改定するように取り組みます.加えて,公益化に伴う学会運営の透明性確保の観点から,引き続き規定,内規等の改訂を進めます. |
(7) |
学会HP |
本学会HPの改善点と対策の方向性について検討し,学会員にとって使いやすいHPの確立を目指します.
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(8) |
学会名称変更 |
第48年度に実施した学会名称変更に関する会員アンケートや頂いた意見を分析します.
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(9) |
50周年事業 |
2020年に迎える50周年事業の準備を本格的に進めてまいります.
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【研究開発】
中長期計画,および,本年度の運営方針に基づき,以下の活動を行います.
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@例年通り,既存の研究会における研究活動予算を検討し,配分します. |
A第48年度に引き続き,将来を見据えた研究分野の検討と新たな計画研究会の設置を検討します. |
B第48年度と同様に,研究会の研究成果や活動内容を学会誌へ掲載する活動を継続します. |
C第48年度に引き続き,研究活動とその成果を学会員へ広く伝え,学会員が学会の真価を享受できるようにするため,各支部とも連携を深め,学会活動委員会の実現を目指します. |
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【学会誌編集】
第49年度も,例年どおり,年4冊の学会誌『品質』を発刊します.
現在の編集方針,すなわち,学会での活動をタイムリーに会員の皆様にお届けすることを重視し,今年度も,その編集方針に従って活動してまいります.特に,研究会報告や部会報告を中心に編集していきます.また,支部活動に基づく招待論説を掲載していきます.さらに,チュートリアルセミナーやクオリティトークの講演概要,学会主催の講演会での講演内容を掲載していく予定です.
編集方針をより明確にし,学会誌の意義と魅力を高め,学会活動を的確に伝えることができるような紙面づくりを目指していきます.
【事業・広報】
第49年度は,年次大会,研究発表会各1回の他に,学会の方針(地域サービス向上や生産革新関係,サービス向けの研究を強化等)と連動し,新体制下の各研究会の報告としてシンポジウムを1回,講演会を2回,事業見学会を6回,クォリティトークを6回計画しています.また,当学会の特徴のひとつである学会規格の講習会は学会賛助会員のテクノファにおいて講習会を開催開始していることから,新設支部での開催を主に4回開催し,規格の周知を図ります.
表.第49年度事業計画
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年次大会 |
研究発表会 |
講演会 |
シンポジウム
(各研究会より) |
JSQC規格
講習会 |
事業所
見学会 |
Qトーク |
第49年度計画 |
1 |
1 |
2 |
1 |
4 |
6 |
6 |
【JSQC選書】
「JSQC選書=品質管理に関する,非専門家向け高度教養講座」の地位を確立すべく,引き続き,品質立国日本再生に寄与するテーマで良質の書籍の発刊を目指します.
並行して,第49年度以降の選書テーマ候補を充実させ,時宜を得た発行計画の立案を行います.その際,JSQC選書既刊本に対する読者の声の収集・把握に努め,今後のテーマ選定等に活かします.必要があれば,テーマ選定から発刊までの一連のプロセスを改善します.書籍の内容と購入者の傾向や関係を探ることも考えます.
また,JSQC選書の知名度向上に向け,有効な広報策について検討・実践を試みます.
第48年度に引き続き,関東エリアのコミュニティ強化を目指して,活動委員会(事業・広報)が中心となり,クオリティトーク・事業所見学会などを企画・開催します.
また,東北以北のコミュニティ強化についても昨年度と同様に,活動委員会(事業・広報)が中心となり,宮城・山形地区での継続開催,および同地区以外の行事開催について検討をさらに進めます.
(1) 中部支部の基本方針 |
1) 本部の方針に基づいた活動を展開する. |
2) 研究会活動を軸として,産学連携による会員の相互研鑽の場を提供するとともに,品質管理に関する先進的な情報の発信に努めます.
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3) 品質管理の考え方・手法を,諸団体との連携により,様々な業種・職種に発信して,中部地区の成長に貢献します.特に,中小企業への発信に努めます.
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4) 研究発表会を核とした行事の充実に努める. |
【中部支部のスローガン】 |
品質管理の普及・浸透で,問題解決力を高めて,日本の生産性向上(成長)に貢献しよう! |
(2) 行事の具体的な内容 |
1) 研究会 研究会活動を支部活動の中心と位置づけて,次世代を見据えた若手研究者の活性化と内容の更なる充実を図ります.
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・東海地区の若手研究会(主査:松田 眞一)[6回/年]
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・北陸地区の若手研究会(主査:中野 真)[発表会:1回/年]
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・中部医療の質管理研究会(主査:岩砂 智丈)[6回/年]
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・中部支部産学連携研究会(主査:川村 大伸)[6回/年]
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2) 研究発表会[1回/年] 会員の多岐にわたるニーズに応えた幅広い研究・開発テーマで,かつ多くの企業・組織
に展開できる発表の場を提供します.
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・学会の新しい研究成果と一般も含めた産業界・医療界からの具体的実践事例を発表.
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・中部支部の4つの研究会から,活動成果を発表.
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3) シンポジウム(基調講演とパネル討論会)[1回/年] 産学界の関心が高く,一般からも多くの参加者を得られる基本方針に沿ったテーマを選定し企画します.
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4) 講演会[1〜2回/年] 会員の関心の高いテーマによる講演会を開催する(原則は会員限定(賛助会員を含む)での開催)
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5)事業所見学会[1〜2回/年] 先端的な企業や組織を訪問し,会員(幹事を含む)の研鑽の場の提供を企画します. |
6)幹事研修会[2回/年] 幹事間の意思疎通を図り,中部支部の活動・運営に対する議論・相互研鑽ができる研修を行います.また内1回は北陸地区の幹事の協力を得て北陸の企業訪問を行います.
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(3) 中部支部の運営について |
1)上記行事の企画は,幹事会で行います.幹事会は2ヶ月に1回程度を目処に開催します. 開催日,場所の調整は,事務局(日本規格協会名古屋支部)にて行います.幹事会には中部支部在住の理事,代議員も参画し,支部運営にあたります.
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2)行事の運営は,行事マニュアルに沿って進めるとともに,PDCAを回し,効果的かつ効率的な運営を行います. |
3)代議員を中心として,各事業の企画を充実させることに今後重点をおいて進めます. |
(1)運営方針
日本企業は,世界経済の中で勝ち残っていくために,さまざまな構造改革や将来の成長戦略構築に頭を悩ませています.また,低炭素社会の実現に向けて,太陽光発電や電気自動車など,革新的な技術開発が求められる時代となっています.今後,日本企業がさらに成長し,グローバル競争に勝ち残っていくためには,日本企業元来の強みである「技術開発力」「品質力」ならびに,それらの元となる「人間力」がますます重要となってきます. このような状況の中,これまで日本の文化や産業を支えてきた“モノづくり”“コトづくり”とともに“人間力”の基盤を引き続き維持・発展させていくことが必要であり,このとき,品質管理の果たすべき役割はますます大きくなっています. 関西支部では,品質力,組織・マネジメント力,現場力,顧客対応力の向上策について具体的に提言することにより品質管理のレベル向上に貢献することを目的に,事業活動のさらなる活性化を図り,より多くの会員が満足できる活動を展開していきます.
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(2)事業内容
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1) |
研究会 |
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① 実用的統計手法研究会 |
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「新たなSQCの開発・実践を行うこと」「誤用を防ぐために既存SQCの再検討を行うこと」「統計的方法論を実用普及する際のツール(教育教材等)開発・提案を行うこと」を通してSQC活動を活性化させます.統計的方法論の誤用の解明と防止,将来活用できる新たな統計的方法論・教材を研究し提案します. |
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② ダイナミックロバストマネジメント研究会 |
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Society5.0に対応した新価値創出と,これまで研究を行ってきた「科学的先手管理七つ道具(SE7)」と2015年改訂されたISO MS の品質,環境規格の特長,意図とを俯瞰的に融合して組織の文化へのマッチング,コミュニケーションを明確にし,従来,企業経営に有効なマネジメントシステムとして実地で検証されてきた日本的なTQMと高度な先進技術(IoTなど)との相互関係,ヒューマンエラー,モノづくりのレベルアップ策等に関して,品質管理学会が培ってきた数々のQC技術をベースにし,グローバル化時代におけるダイナミックな問題解決アプローチを体系化します. |
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2) |
研究発表会 【1回 】 |
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産業界や社会のニーズと学におけるシーズをマッチさせ,産学で相互に研鑽できる発表会を企画します. |
3) |
シンポジウム 【1回 】 |
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社会の要求・注目しているテーマを選定し,活発な議論のできるシンポジウムを企画します.
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4) |
講演会 【1回 】 |
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“モノづくり”“コトづくり”の発展に寄与できる魅力ある講演会を企画します. |
5) |
事業所見学会 【 2回 】 |
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特色のある事業所の見学を企画します. |
6) |
QCサロン 【 5回 】 |
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会員サービスの充実を図るため,講話とざっくばらんな質疑応答ができるサロンを企画します. |
3)その他
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1) |
関西支部企画運営委員会の実施 支部運営に関する各種の検討を行い,支部事業の活性化を図ります.中国四国九州地区の会員に対しても支部事業の案内を行い,支部事業への積極的な参加を働きかけます.
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2) |
データ管理の質的向上と定点観測 支部活動に関する各種データ収集・管理を継続的に行い,支部活動の現状把握や活性化に役立てます. |
西日本エリアのコミュニティ強化を目指し,事業委員会と連携し,JSQC規格講習会及び事業所見学会などを企画,実施します.現段階で,以下の事業所見学会及びJSQC規格講習会の実施が決定しています.
1) |
第419回事業所見学会 |
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日 時 |
: |
2019年12月19日(木)13:00〜17:00 |
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見 学 先 |
: |
TOTO株式会社 小倉第一工場(福岡県北九州市) |
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テ ー マ |
: |
商品の企画段階からお客様のもとへお届けするまで,そしてお届けした後も −創立以来の想いを胸に,絶え間ない革新と挑戦で新たな生活文化を創造− |
2) |
JSQC規格「日常管理の指針」講習会 |
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日 時 |
: |
2019年12月20日(金)13:15〜16:50 |
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会 場 |
: |
リファレンス駅東ビル 2階会議室(福岡県福岡市) |
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内 容 |
: |
JSQC規格「日常管理の指針」講習会 |
4-5.生産革新部会(サービスエクセレンス部会と合同開催) |
社会大変革の原動力となるIoE(Internet of Everything),AIなどの進展は,生産革新,エクセレントサービスの共通課題であり,「コトづくり」として包括的にとらえて調査研究を進めるべく,生産革新部会/サービスエクセレンス部会は,前年度に引き続き合同で取り組みを進めます.第49年度は,社会大変革について「学ぶ」知識共有会をベースとして,革新の源泉となる新技術,さらには革新を牽引する新たなビジネスモデルの社会実装事例をもとに,自組織への「活用を考える」ステージへステップアップし,「知識化」「標準化」を志向します.
知識共有会で取り上げる予定のテーマ(案)は以下の通りです.
@ デジタルトランスフォーメーション実現に向けた課題 |
A 社会変革の源泉となる新技術(例:5G)の社会実装事例 |
B IoEプラットフォームを活用した新たなビジネスモデルの社会実装事例 |
C 顧客/従業員サービスの標準化により新たな組織文化の定着・普及を進めている事例 |
D 社会課題解決を志向する社会実装事例 |
E 社会変革に伴う新たな課題(例:ロボット法) 部会の活動状況は,活動報告書,書籍などに取りまとめ,情報の蓄積と展開を進めます
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本計画研究会は,第36年度から四期にわたり,製品安全を中心とした信頼性・安全性の作り込み技術や,社会インフラを中心とする維持管理やBCMの問題に関して議論を続けてきました.今後も引き続き,品質関連情報の有効活用および的確な組織的意思決定の実現を目指して,下記のボトムアップとトッブダウンの両方のアプローチから,未然防止による信頼性・安全性管理の体系化を図る実施事項に取り組みます.
◆ |
信頼性・安全性作りこみ技術(ボトムアップのアプローチ) |
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・新規トラブル未然防止法の高度化 |
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・次世代品質・信頼性情報システムの具体化と拡張 |
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・ハザードに着目した根本原因分析(RCA)の高度化 |
◆ |
安全・安心を達成するための社会インフラ構築(トップダウンのアプローチ) |
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・持続可能でレジリエントな体制作り |
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・品質管理を重視する組織文化の樹立と継承 |
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・ユーザ・メーカ・行政の三者協業による信頼性・安全性確保のための方法論 |
◆ |
体系化のための実施事項 |
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・品質不正への提言活動 |
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・信頼性・安全性問題の事例調査 |
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・ベスト/ベタープラクティスの収集と分析 |
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・今後予想される品質管理問題と対応の提起 |
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・委員の個別調査・研究活動の報告 |
第49年度は第四期の5年目となります.前年度より検討を重ねてきた,製造業を中心とする品質不正について,引き続き,研究会の提言案を会誌の連載などで発表する計画です.再発防止の観点からこれまでに個別に提言している品質不正点検表(チェックリスト)を,未然防止の観点で総括する予定です.品質を第一とする倫理法令遵守の組織管理や教育制度についても検討を深めて提言へつなげる見込みです.また,これらの提言案の適用として,新規社会インフラとして整備が進んでいるドローン配送や自動車自動運転等の成長分野でも活用されるよう展開を図ります. 品質不正問題への提言活動は第49年度で一旦終了し.次の第50年度からは新たな主査の下で心機一転を図れるように取り組みます.
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テクノメトリックス研究会では.「統計的手法を中核とした品質管理手法の開発・普及」を主軸として,「数理科学志向型・計算機志向型の統計的品質管理手法」の開発を目指します.具体的には,メンバーが興味あるテーマを持ち寄り,それについて議論を行い,品質管理の手法として確立できるようにします.多変量解析法を中心に,実験計画法,統計的手法の理論的側面,解析事例,解析手順などさまざまな視点から研究をします.また,昨年度同様,おおむね3ヶ月に1度の開催を考えています.そして,研究成果については,JSQC研究発表会,年次大会や品質誌などで積極的に発表していく予定です.
2年目にあたる今年度は,引き続き,3つのWGによる研究会をそれぞれ隔月程度のペースで行う.特に,海外の商品開発プロセスの方法論についての情報を収集するとともに,今年度は6月に品質工学会年次大会,11月に品質管理学会年次大会で両学会共催の企画セッションを開催し,研究の進捗を報告する予定です.
4-6.サービスエクセレンス部会(生産革新部会と合同開催) |
社会大変革の原動力となるIoE(Internet of Everything),AIなどの進展は,生産革新,エクセレントサービスの共通課題であり,「コトづくり」として包括的にとらえて調査研究を進めるべく,生産革新部会/サービスエクセレンス部会は,前年度に引き続き合同で取り組みを進めます.第49年度は,社会大変革について「学ぶ」知識共有会をベースとして,革新の源泉となる新技術,さらには革新を牽引する新たなビジネスモデルの社会実装事例をもとに,自組織への「活用を考える」ステージへステップアップし,「知識化」「標準化」を志向します.
知識共有会で取り上げる予定のテーマ(案)は以下の通りです.
@ デジタルトランスフォーメーション実現に向けた課題 |
A 社会変革の源泉となる新技術(例:5G)の社会実装事例 |
B IoEプラットフォームを活用した新たなビジネスモデルの社会実装事例 |
C 顧客/従業員サービスの標準化により新たな組織文化の定着・普及を進めている事例 |
D 社会課題解決を志向する社会実装事例 |
E 社会変革に伴う新たな課題(例:ロボット法) 部会の活動状況は,活動報告書,書籍などに取りまとめ,情報の蓄積と展開を進めます.
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サービスの設計・提供計画・提供・評価にかかるサービス品質のPDCAサイクルを回すしくみづくりに貢献する領域別サービス国内規格事例の開発を通し,エクセレントサービスの国内・国際規格間の整合性を試みます.また,共創環境の整備に向けて,顧客接点およびカスタマーデライトの出現にかかる価値あるデジタルデータ取得のためのICTプラットフォーム検討・データ分析手法の開発を行います.
エクセレントサービスのための共創環境の整備・PDCAサイクルの高速化・ICTプラットフォームの構築は,エクセレントサービスを持続的に提供し続けられる組織となるために重要なポイントとなります.本研究会は,変化への適応を求められるものづくり・コトづくりの企業が組織文化を変え,新しいフェーズへ移行する際に有用な知見を提供します.
第49年度も,これまでと同様に,3研究会を中心に医療QMSに関する研究を進めてまいります.
(1) QMS-H研究会との共同研究 |
今年度も,業務改善指標,文書管理,中間管理職教育を重点テーマとして研究を進めます.また,最終成果報告シンポジウムを,2020年3月7日に早稲田大学で開催予定です. |
(2) 医療QMS監査研究会 |
今年度も継続してISO 9001:2015の特徴を分析し,監査の視点を明らかにする予定です.また,これまでの成果を,2020年5月の研究発表会で発表する予定です. |
(3) 医療経営の総合的「質」研究会 |
医療のTQM七つ道具,特性要因図,RCA,FMEA,業務フロー図に関する各種講演会,講習会を通じて,医療に関する質管理ツールの具体的な現場での活用方法を周知し,医療事故の原因究明の手段としての根本原因分析の普及を行います.また,医療安全管理の病院間の相互評価に向けた講演会,講習会を実施し,相互評価技術の構築に努めます.医療事故関連では,医療事故調査制度に関して,各種講演会を通じて,制度の概要と実際運用上の課題等を,特に医療施設管理者に周知し,院内事故調査制度に対する質専門家の係わり方を検討します.医療法の一部である院内医療事故調査制度と医師法第21条の異状死届出義務に関する課題を整理し,医療における無過失補償制度のあり方を検討・提言します. 医療機器・システム関連では,効率的な電子カルテ導入に向けた指針を作成し,HERに対する取組みとして米国で導入検討されているFHIR(Fast Healthcare Interoperability Resource)に関してその課題を整理します.また,医療アラーム,ナースコールを含む医療機器の安全管理体制についても継続的に検討します.
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(4) 医療の質マネジメント基礎講座 |
「医療の質マネジメント基礎講座」は,2019年12月に講師会を開催し,カリキュラムの見直しを行う予定です.また,2020年度は,オリンピックが開催されることから例年より開催時期を前倒しにし,2019年の4月〜7月で開催予定です. |
第49年度は前年度に引き続き,以下のことを行います.
・ |
ソフトウェアのカテゴリーごとの品質管理方法論の構築 前年度,品質管理の方法論や適用手法などの違いという観点からソフトウェアの分類を行いました.それを踏まえ,それぞれの分類ごとに,作業グループを構成して,より深い議論を進め,活発な活動を行います.
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・ |
メーリングリストやSNSを利用した情報交換及び情報発信 メーリングリストを利用した部会メンバー間の情報交換をより積極的に行うとともに,ソフトウェア部会の活動を理解していただくために,SNSを利用した情報発信を行います.
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・ |
ソフトウェア開発関連の行事に積極的に協賛・後援 他団体の開催するソフトウェア開発関連の各種行事に協賛・後援することで,部会メンバーの便宜を図るとともに,ソフトウェア部会活動の活性化を図ります.
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第48年度にWGを4つに集約して部会研究活動を再スタートさせたばかりですので,本年度も引き続き同様な体制で活動を進めます.各WGの活動計画は次の通りです.
・ |
WG1:品質マネジメントの改善・発展・活用の道〜中小企業のQMSモデルの研究〜 |
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第48年度5月からの幅広い討論や8月のアンケート解析結果より,中小企業の経営改善に効果のあるテーマを選定し,管理手法を活用して「品質マネジメントの改善・発展・活用の道」の深耕を行います. |
・ |
WG2:持続的成功のQMSの研究(ISO9004の研究) |
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第48年度に引き続き研究活動を行います.2年目の活動は,顧客や社会のニーズを調査・分析し,組織の強みを磨き,新商品・新サービスに取り込み,組織の利益につながる仕組みの研究をします. |
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WG3:有効な審査のためのツール・技法の研究 |
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2020年3月までに2回の研究会を開催し,研究成果(審査の現場で活用できるツール)として取りまとめ,2020年4月以降この成果物を審査の現場で試行的に適用することを計画しています.試行適用に当たっては,認証機関の協力が必要となりますので,認証機関協議会(JACB)と情報交換するなかで協力要請したいと考えています. |
・ |
WG4:経営に寄与するQMSの本質の研究 |
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研究テーマは第48年度に引き続き,JSQC規格を如何に企業・組織で活用していけるかについて研究を行います.とりわけ,「日常管理,方針管理の手引きの作成」を目標として活動し,定期的に会合を開催予定です. |
(1) |
既発行のJSQC規格の定期見直しをします. JSQC Std31-001 2020年見なおし予定:「小集団改善活動の指針」や「新製品・新サービス
開発管理の指針」についてはJIS化についても検討します.JIS化に際しては,JISQ9024「マネジメントシステムのパフォーマンス改善―継続的改善の手順及び技法の指針」に組み入れてセットにするか,または独自にJIS化するか第49年度において議論をします.
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(2) |
JSQC規格の英文への翻訳を推進します. ・JSQC Std31-001「小集団改善活動の指針」の英訳 ・JSQC Std41-001「品質管理教育の指針」の英訳
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(3) |
JSQC規格の普及活動を推進します. ・JSQC-Std 89-001:2016 ”公的統計調査プロセスー指針と要求事項”のJIS化(原案作成は日本マーケッティングリサーチ協会)を推進することで学会規格の普及を社会に図っていきます. ・引き続き,事業委員会とのコラボレーションにより各地で学会規格の講習会を開催し
ていきます.
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(4) |
「企業における品質保証のあるべき姿―品質立国日本再生」に向けてWG提言書の実現に向 けて具体的活動を行っていきます. |
6-1.論文誌編集,表彰(学術)小委員会
【論文誌編集】
(1) |
従来からの方針を引き継ぎ,論文審査において,査読意見を参考にしつつも論文誌編集委員会の主体的な判断に基づき採択の可否を決定していきます.また,「著者責任」を基本とし,新規性・価値のある主張を含む論文については原則として掲載する方針についても,変更ありません.年間の掲載数10本を目指します.
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(2) |
規定された方法に従って,投稿論文審査の質の向上と迅速化を図っていきます.
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(3) |
国際交流委員会と協力して,ANQ Congress 2020への論文発表を促進します.特に若手研究者への支援を積極的に行います. |
(4) |
国際交流委員会と連携して,ANQ 発表論文を対象とした英文電子ジャーナル(Total Quality Science)の発行に向けて活動します.第49年度はVol. 5 No. 1及びNo. 2を発行する予定です. |
(5) |
論文掲載には相当なコストがかかるため,学会の財政状況を鑑みますと,論文掲載料の徴収は避けらない状況です.会員の理解を得つつ,引き続き検討いたします. |
(6) |
学会誌編集委員会と連携して,品質誌の電子ジャーナル化について,J-Stageでの発行形態等に関し,引き続き検討を続けます. |
(7) |
英文電子ジャーナル(Total Quality Science)でのシステムを参考にしながら,「品質誌」論文誌においても,論文審査プロセスの効率化を目指し,電子投稿・審査システム導入に関して,引き続き検討いたします.
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(8) |
英文電子ジャーナル(Total Quality Science)をインファクトファクター付きのジャーナルにするために,総合企画委員会と連携し,協力します.
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【研究助成】
第49年度も引き続き若手研究者に対する研究助成を行います.募集要項の主な内容は以下の通りです.助成金額は1件5万円で5件以内.対象者は,日本品質管理学会の正会員もしくは準会員,申請時に35歳以下で大学・研究所・研究機関等において研究活動を行っている者,留学生の場合は日本の大学院に在籍する外国籍の留学生等の要件を満たす者(年齢制限はありません)とします.すでに2回採択された者は選考対象から外し,助成対象は品質管理に対する研究全般およびANQ以外の国際会議での研究発表への旅費支援も含めます.期間は1年間(2020年10月から2021年9月)です.研究成果を品質誌へ投稿,あるいは,研究発表会などで発表することを奨励します.研究期間終了後には研究成果報告書を提出してもらい,当学会誌への投稿,ANQ Congressおよび当学会での研究発表会で発表した場合には,大会名,発表タイトル,要旨集やプロシーディングスのページを記入してもらいます.
6-2.国際交流,学会間交流小委員会
【国際交流】
(1) ANQ 2019への協力 タイのバンコクで,2019年10月21-25日に,ANQ(Asian Network for Quality)総会の開催が予定されています.大会開催の支援やアドバイスを,JSQCとして継続的に行っていきます.また日本からの参加者についても,ANQでのリーダーシップを発揮できるよう,引き続き多くの参加者を募る予定です. |
(2) ANQ 2020への協力 現時点でANQ2020の開催国・日程は確定しておりません(予定では韓国)が,大会開催の支援やアドバイスを,JSQCとして継続的に行っていきます.
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(3) ANQの安定的発展のための調整 2020年度についてもANQ理事会は2回の開催が予定されています.JSQCとしてANQの発展に積極的に関与し,ANQ-CEC(ANQの品質管理検定委員会),Ishikawa Kano Award委員会には委員を派遣する予定です.財務委員会では,JSQCが委員長をつとめます. 2021年以降の数年内に,ANQを日本で開催する可能性が高く,JSQC理事会での承諾の元,開催に向けた検討をすすめます.
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(4) 英文電子ジャーナルの刊行 英文電子ジャーナル(Total Quality Science)の刊行の5年目が開始されます.会員ニーズである国際学会発表(ANQ)と,英文電子ジャーナル投稿(TQS)を満たすことができるよいコラボレーションを今後とも継続強化してまいります. |
(5) 海外の品質に関連する学協会とのアライアンスに関する具体的な検討 幅広く海外の学協会と交流をもつための具体的方策について継続して検討します.特に,ANQ関係団体と交流し良い関係を作り,特に若手会員が交流する際の支援ができるようなプログラムを検討します. |
【学会間交流】
(1) FMES 第49年度も引き続き,FMES代表者会議,FMES/JABEE委員会,FMESシンポジウムに参画し,経営工学関連学会との交流,JABEEの審査活動,FMESシンポジウム等の活動に,中核団体として協力してまいります.FMESシンポジウムは,2019年12月に早稲田大学で開催される予定です.
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(2) 横幹連合関係 1) 第48年度に引き続き,JSQC会員から横幹連合役員に選出された椿 広計(連合副会長,
統計数理研究所),木野泰伸(筑波大学,連合理事)が横幹連合事業・企画・出版などを
支援します. 2) 第48年度に企画した雑誌「横幹」第13巻2号特集「品質・信頼性・安全性に関わる横幹的体系」については,JSQC会員が執筆した6件の解説と論説をJ-STAGEに公開される予定です. 3) 2019年11月30日から12月1日に長岡技術科学大学で開催され,SDGs達成のプロセスを議論する第10回横幹連合コンファレンスに,セッション「データ駆動型社会における分野横断的未然防止体系の新展開」(オーガナイザー:鈴木和幸,電気通信大学)を企画し,発表を行います.このプロシーディングスもJ-STAGEに公開される予定です. 4) コトつくりコレクション(至宝登録事業)については,品質管理活動に関する日本発信の社会活動,研究成果について,他学会からの評価が高いので,「QCサークル活動」以外にも適宜候補を検討する予定です.
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日本原子力学会(ヒューマンマシンシステム部会/社会・環境部会)等との共催の安全・安心のための管理技術と社会環境」シンポジウムを,引き続き積極的に推進します.また,自動車事故対策機構等の審議についても引き続き参加・協力していきます.ISO 39001についても,認証制度の普及,支援規格の開発などについて引き続き協力していきます.
8.TQE(問題解決力向上の為の初等中等統計教育)特別委員会 |
予測困難な社会の変化に対し,どのように社会や人生をより良いものにしていくかという目的を自ら考え,これを解決しうる力(活きる力)を育成する為に,2017年3月31日に,小学校および中学校の学習指導要領,2018年3月30日に高等学校学習指導要領が公示されました.小中学校では算数科・数学科のそれぞれ各学年に共通した4領域の内,1領域に“データの活用”が設けられ,そして高等学校では,数学科に“データ分析”と“統計的な推測”,情報科に“情報とデータサイエンス”が設けられ,小中高一貫の統計的問題解決教育が盛り込まれました.これを受け,これまでの活動を継承し,以下の活動などにより,新たな教育課程の円滑な実現に向けて協力します.
(1) これまでの日本の品質管理界が培ってきた主体的・協働的な科学的問題解決の知を結集し,産官学の共創への仕掛け作りを検討します.
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(2) 上記の共創に向けて,新たな学習指導要領の鍵となる“次世代への数学教育”,“情報・ICT・AI世代への教育”,“産官学の連携”などの目的・考え方について,品質誌を通した周知徹底を図ります. |
(3) 上記のICT・AI活用に向けての課題と問題点を明らかにし,何を初等中等教育で学ばせるべきであるかを整理し,問題解決教育の充実に協力します. |
(4) 昨年度実施した,産よりの小中高の問題解決教育への支援の可能性,および小中高からの産学による問題解決教育への支援の必要性の現状把握のためのアンケート結果を踏まえて必要な支援活動を整理します.
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(5) 40年度に設立された統計グラフ全国コンクールにおける日本品質管理学会賞の周知徹底を図り,その質の向上に努めます. |
(6) ICT・AI活用に向けてデータの取り方と並行して,公的統計等の質の高いデータとICを活用した問題解決教材の開発を行います. |
(7) 日本統計学会統計教育員会と連携して,上述の活動を実施するとともに,統計教育員会主催のワークショップ等の協力・支援を行います. |