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第362回事業所見学会ルポ
富士ゼロックス(株)
横浜みなとみらい事業所(R&Dスクエア)

 
掲載日:2012/11/28 ルポの一覧に戻る

 梅雨明けの日差しが強い7月24日(火)、第362回事業所見学会が富士ゼロックス(株)横浜みなとみらい事業所(R&Dスクエア)で開催された。横浜みなとみらい21地区の中でも、ひときわ斬新な外観デザインの20階高層ビルのほぼ全フロアが同社のR&Dの牙城である。今回は、同社の研究開発の取組みとそのオフィスを見学する企画である。見学会前半がビル全容の紹介とフロア見学、後半は同社が力を入れている「お客様共創ラボラトリー」の紹介である。
 フロア見学では、オープンコミュニケーションと呼ぶ間仕切りなし・壁なしの大部屋でゆったりとした執務スペース、打合せコーナーやカフェテリアを拝見した。随所に見られる洒落たアートワークがアクセントとなり、印象的である。
 同社のR&D方針は、お客様の課題解決を通じて価値創造を支援するシステムやツール開発である。キーワードは「共創」、キーコンセプトは「あつまる/ぶつかる/うまれる」である。問題意識の高い人々が集まり、課題解決に向けて意見を出しあい、最適解を出すという意味合いである。2段階のビジネスステージがあり、「オープンラボラトリー」でお客様の抱える課題を抽出、明確化し、「セキュアラボラトリー」で確実な成果を得るよう商品化/サービス化を行うのである。
 見学会後半はオープンラボラトリーにて、数件の事例が丁寧に紹介された。「オフィスワークの見える化」は、バブルチャートを利用して、社員の現在地・集積・移動などがリアルタイムに画面表示可能なツールである。設計の検図に役立つ「イメージ差分抽出サービス」は参加者から驚嘆の声があがったほどである。
 同社が、複写機(モノ)メーカーから課題解決策Solution(コト)を提供する価値創出企業へと大きく変貌しつつあることがよく理解できる内容であった。
 最後に、ご多忙中にもかかわらず長時間ご対応いただいた同社の皆様に誌上を借りてお礼を申し上げます。

入倉 則夫(職業能力開発総合大学校)


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