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第273回事業所見学会(関西支部)サッポロビール(株)大阪工場

−品質への取り組み−
 
アップロード:2002/3/26 ルポの一覧に戻る
2001年9月5日(火)に第273回事業所見学会(関西支部)が大阪府茨木市にあるサッポロビール株式会社大阪工場で「品質への取り組み」をテーマに22名の方々が参加して行われた。

1961年に操業を開始した同工場では、全社方針を受け、QCサークル活動、TQM、HACCP、ISO9000、ISO14001など、時代の変化に応じて様々な取り組みを続けている。現在は、「Σ4000グループ活動」と銘打って、1.品質向上活動、2.コスト関連活動、3.環境関連活動、4.安全衛生活動 といった“顧客価値向上”をより強く意識して活動している。

工場見学では、「仕込み」→「発酵」→「出荷」と、ビールの製造工程の説明を受け、前田工場長様から企業としての活動指針である「Be Exciting!」、品質の3本柱である1.原材料、2.製造工程システム、3.輸送 のそれぞれの段階において、酸素を0.1ppm以下に押さえ込む“抗酸化工程システム”などの紹介があった。独自の“フレッシュキープ製法”に代表されるように、ビールはできたてが最も美味しく、時間とともに味は劣化することが科学的にも証明されている。それゆえ、出荷から輸送の段階で“製造時の状態を保持しながら、いかに早くお客様の元へ製品を届けるか”ということがビールメーカーの最大の課題であるといえる。

引き続き、製造部の高島部長様からサッポロチャートシステム、「市場香味耐久性向上への取り組み」事例の紹介、質疑応答が行われた。試飲会では「美味しいビールの注ぎ方と飲み方」を実体験とプロの実演により存分に堪能させていただいた。見学会を終え、ビールがさらに身近なものになったと実感できた。ご対応いただいた大阪工場の方々に感謝申し上げたい。

松井直樹(日本科学技術連盟)

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