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JSQCニューズ 2019年5月 No.372

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■トピックス:事業所見学会の「速報」を公開中です
■私の提言:令和への改元を機に業務の棚卸を!
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トピックス
事業所見学会の「速報」を公開中です 

事業・広報委員会 茨木 陽介

日本品質管理学会版の「大人の社会科見学」それが事業所見学会です。
みなさんも「見学」しませんか?

1. 「事業所見学会」とは?
 
 学会ではおそらく唯一の「体験型」行事です。見学先は、品質管理で優れた取り組みをしている事業所(企業や施設)です。参加者の皆様には、五感をフル活用いただき、「現場」を体感いただきます。見学後は質疑の時間です。
 通常の見学会では入ることのできない場所を見学できるケースもあり、さらに、受入れ企業の品質管理担当の社員が同行し、見学のガイドをして頂けることも多く、一般向けとは一味違います。
 
2. 学会のホームページで見学会の「速報」を公開中です

 そんな「事業所見学会」ですが、学会のウェブサイトでは見学の模様を「速報」として、写真入りでレポートしています。本稿にサンプルを掲載しました。(画像が小さくて恐縮です)
 速報では、「臨場感」を大切にしています。ご都合が合わず参加できない方や興味はあるが申込みを迷っている方がいらっしゃると伺っています。そうした方が「疑似体験」できるよう、写真を多用し、読みやすい誌面を心がけています。

事業所見学会の「速報」
▲事業所見学会の「速報
 
3. 「速報」の意義・目的
 
 最近の報道はいわゆる「品質不祥事」が多く取り上げられており、クローズアップされています。一方で、日々真摯に品質に向き合い、高品質な製品やサービスを社会に提供し、貢献している企業や組織も数多く存在します。学会として、そうした企業や組織を訪問し、自らの目で見て理解をし、「速報」や「ルポ」を通じて情報発信をすることは重要なことであると考えます。
 また、見学を受け入れて下さる企業には、会員をはじめとした参加者に、貴重な「学びの機会」を提供いただいています。基本的にご厚意で成り立っている行事です。そうした背景から、なにかフィードバックできることはないかと考え、「速報」という形でまとめさせていただいております。見学会を通じ、品質管理の活動に自信を持っていただけると、幸甚です。
 
4. 見学会で得られるもの
 
 就職すると、他の会社や業界を実際に見る機会は多くありません。見学会の良いところは色々な会社の現場を見ることができること、その会社の人や参加者と本音で話ができることです。
 明日からの仕事ですぐに役立つ知識が得られる一方で、しばらく後になって実務上の課題に直面した時に、ふと思い出して役立つ知識も得られます。
 感覚としては仕事での知識の引き出しが見学の度に増えているような状態です。実務者には役立つと思います。
 そして、「学」の院生・先生方にも是非参加いただきたいと思います。特に院生のみなさんには、企業の空気にどんどん触れて、書籍やネットでは得られない現場感覚を感じ取っていただいて、研究をより実践的なものにしていただければと思います。
 お一人様、大歓迎です。お待ちしております。
 

私の提言
令和への改元を機に業務の棚卸を!

千葉工業大学 佐野 雅隆

 令和最初のJSQCニューズを担当させていただくことになりました。改元にともなって、帳票の変更を含むシステムの改修などで大変な時期をお過ごしになった方もいらっしゃるかもしれません。また、充実した10連休をお過ごしになられたかもいらっしゃるかもしれません。平成最後の○○は聞き飽きるくらいに様々なところで繰返し使われ、事前事後の決定プロセスに関する報道も盛り上がっていました。
 西暦に統一したほうが効率的だという議論もあり、個人的には正しい一面もあると考えていました。一方で、短期的には効率的でないようにみえることも、ある程度の期間をおいて総点検をする機会となって、かえって効率がよくなるのかもしれないとも思えます。有名な例には、神宮の式年遷宮があり、技術の伝承にも一役買っているなどといわれています。2024年からは、紙幣の刷新も発表され、偽造防止の技術以外にも、ユニバーサルデザインへの配慮など、日々進化しています。
 余談になりますが、新元号発表のときには、手話の通訳の誤りや、ある局ではワイプ画面が元号の書かれた額縁を覆ってしまうなどのトラブルがありました。これだけ世間から注目されると、情報漏洩に対するリスク管理にも敏感だったでしょうが、会見を成功させるために必要な事前の情報伝達はどうしたらよいか、今後考えられることでしょう。これは次の改元に向けてということではなく、重要と考えられる会見へのテクニックとして蓄積していくのではないかと思います。また、発表直後の元号入りTシャツの配布やキャンディーや飲料等、新たなマーケティングの取り組みも行われているようです。
 QMSには、定期的な監査を活用することで、仕事の質を向上し、継続的改善を図る仕組みが導入されているのは言うまでもありません。1年に一度は見直す機会を設けておられるかもしれません。そうはいっても、次第にマンネリ化してしまうのが避けられないのではないでしょうか。大学でも、講義アンケートをもとに定期的な見直しなどはしていますが、あらためて講義資料を見直してみますと、手直しをしてみようかと思えるところも見つかっています。皆さんも、仕事の品質を見直す機会にしてはいかがでしょうか。


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