バブルの崩壊を契機に,右肩上がりの経済状況とは決別せざるを得ない時期を経験し,さらにリーマンショック,3.11東日本大震災など21世紀に入り大きな転換点を迎えています.
経営工学の分野はこうした場面にこそ機敏に対応していく必要がありますが,必ずしもそのような状況にはないように思われます.
経営工学関連の各学会においても会員数の減少という形でその現象が表れています.
そこで,FMES加盟の各学会より選出された方々を中心として,経営工学の将来について自由な発想で語り合う機会を設けることに致しました.
特に以下の観点から議論し,この内容に興味をもたれる方々からのご意見もいただき,経営工学の今後の方向性を見出すきっかけを作りたいと考えます.
① 各学会の概要と問題点
② 各学会の今後の方向性
③ 経営工学分野の問題点(たとえば学会の連携)
④ 経営工学分野のあるべき姿
⑤ 経営工学人材の育成(社会人,学生,中高生など) |